cluster艦隊戦「Feindliche Flotte Zwei」の遊び方(熟練砲手編)
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ClusTimes編集長のびすまるく びすまるくです!
cluster艦隊戦「Feindliche Flotte Zwei」の遊び方(戦術編)を最後にずーーーっと記事を書いていませんでしたが、久しぶりのcluster艦隊戦に関する情報を公開します。今回は「これを読めば誰でも簡単に砲手になれる!」というキャッチコピーで紹介したcluster艦隊戦「Feindliche Flotte Zwei」の遊び方(砲手編)に追加で「あーらっ!不思議!こんな簡単に熟練砲手になれちゃうの!?」というキャッチコピーで紹介します。
2連装砲塔の戦艦は命中精度が悪いのでは?
当初からcluster艦隊戦で遊んでいると、「2連装砲塔の戦艦って命中率低くない?」という話をフレンドとすることがありました。そしてcluster艦隊戦で遊ぶこと3年以上経った今、「やっぱり命中率低いよね?2連装だから敵戦艦を挟んで着弾するけど、それ以上の戦果(命中弾)が出ずらい気がする。」と2連装砲塔の戦艦は扱いにくいのでは?と言われてしまう始末です。
しかし、2連装砲塔は1つの砲塔に搭載されている主砲の数が最少です。つまりcluster艦隊戦において2連装砲塔は比較的散布界は狭くなり、他の戦艦と比べると命中率は良くなるはずです。事実、下記にある画像のように、主砲口径の近いドイツ海軍のビスマルク級とイタリア海軍のヴィットリオ・ヴェネト級の数値を見比べると、ビスマルク級の方が散布界が狭く命中率も良いだろうと予測できます。

しかし、2連装砲塔の命中率が低い印象になるのは何故か?戦艦の数値以外の違う視点で考えてみると、至極当然の数字で表れたのです。
散布界の数値以外の視点で2連装砲塔戦艦を分析してみた
下記の画像の通り9分割された散布界の中央に着弾する確率=命中弾として計算すると、①の2発中1発が9分割された散布界中央に着弾する確率が21.00%しかなかったのです。これは2連装砲塔1基、1回の砲撃で有効弾が出る確率が21.00%しかないとということになります。
そして、②の3発中1発が9分割された散布界中央に着弾する確率が29.76%となると、3連装砲塔1基、1回の砲撃で有効弾が出る確率となるので、2連装砲塔戦艦より3連装砲塔戦艦の優位性が明らかになりました。

艦隊戦の仕様が与えた恩恵と弊害
では、2連装砲塔戦艦が3連装砲塔戦艦より劣っているのか?というと、そうでもありません。過去の艦隊戦では、2連装砲塔戦艦が3連装砲塔戦艦を負かせる試合は何度もありました。では何故「2連装砲塔の戦艦の命中率は低い」という話題が上がるのか?それは艦隊戦の仕様が2連装砲に与えた恩恵と弊害が影響しています。
艦隊戦の仕様が2連装砲塔に与えた弊害
艦隊戦では1砲身ずつ射撃はできず、1砲塔で1回の射撃を行います。つまり2連装砲塔なら、2発同時に発砲されて、3連装砲塔なら3発同時に発砲されます。そしてcluster艦隊戦「Feindliche Flotte Zwei」の遊び方(砲手編)で、挟叉(きょうさ)とは敵艦を挟み込むように着弾する状態であり仰角設定が正しいことを表していると説明しています。しかし、この敵艦を挟み込むには2発の砲弾を使用するということなので、2連装砲塔にとって挟叉は全弾発砲で仰角設定の正しさを表していますが、同時に命中弾がないという結果を生んでいます。それに引き換え、3連装砲塔で挟叉は3発中2発を使用して挟叉の状態になれば、残り1発の砲弾が直撃弾になる可能性を常に含んでいます。
これが艦隊戦で遊んでいるプレイヤーに「2連装だから敵戦艦を挟んで着弾するけど、それ以上の戦果(命中弾)が出ずらい気がする。」という印象を与え、事実その通りなのです。
艦隊戦の仕様が2連装砲塔に与えた恩恵を説明する前に…
下記の画像の2連装砲塔のビスマルク級と、3連装砲塔のヴィットリオ・ヴェネト級を見比べてみると、砲塔の数が異なります。ビスマルク級は2連装砲塔を合計4基8門、ヴィットリオ・ヴェネト級は3連装砲塔を合計3基9門搭載しています。どちらも8門以上の主砲を搭載していますが、これはある理論に基づいた構造でこうなっています。

それは公算射撃というものです。公算射撃を説明するのは難しいので省きますが、ざっくり説明すると、遠距離砲撃で命中弾を出すなら大砲10門前後(6~12門)ほどあると良い!という理論です。
この理論に従うと最低でも戦艦には6門主砲を搭載すれば良いとなるのですが、最低6門の主砲という数では、いざ海戦となると敵艦からの攻撃で故障、使用不能になれば6門より少ない砲数で公算射撃を行うことになるので、すぐに戦況が不利になります。そうならない様に、2連装砲塔ならば3基6門ではなく1基多い4基8門、3連装砲塔ならば2基6門ではなく3基9門を搭載して、仮に主砲塔1基が使用不能の場合でも合計6門を維持できるようにしているのです。
第二次世界大戦ごろの戦艦の殆どが、この理論を基に戦艦を建造しているので、2連装砲塔ならば合計4基8門、3連装砲塔ならば合計3基9門を搭載しています。そして2連装砲塔合計4基搭載というのが、cluster艦隊戦で思わぬ恩恵を生むことになったのです。
艦隊戦の仕様が2連装砲塔に与えた恩恵
cluster艦隊戦の戦い方に、おおよその流れがあります。まずは遠距離射撃で敵戦艦を砲撃して、敵戦艦から黒煙(ダメージ)が見えたら、徐々に接近していき中距離戦から近距離戦で砲撃の命中率を上げて、止めを刺す!という流れです。
2連装砲塔戦艦は遠距離戦~近距離戦という流れ、それぞれの戦況に対応できる柔軟性があるのです!2連装砲塔戦艦は前方2連装砲塔2基を担当する砲手と後方2連装砲塔2基を担当する砲手で操作が分かれています。艦隊戦では1門ずつ射撃するのではなく、1砲塔で1射撃することとなります。

これを先ほど紹介した9分割された散布界の中央に着弾する確率=命中弾の理論で考えてみると、ビスマルク級での射撃パターンは①2連装砲塔1基で2発発砲=21.00%、②2連装砲塔2基で4発発砲=37.57%、③2連装砲塔3基で6発発砲=50.67%、④2連装砲塔4基で8発発砲=61.03%となります。
もし遠距離戦で命中率が悪いと思ったなら、射撃パターン②2連装砲塔2基で4発発砲=37.57%を使い、2基同時に射撃すれば良いのです。そうすると3連装砲塔1基の29.76%より有利な数値で戦うことが可能です。しかし、2基同時射撃で射撃回数が減少させることに疑問に思う方もいるかもしれませんが、遠距離戦は元から命中率が悪いことが最大のネックで、射撃回数の減少はあまり問題にはならず、敵艦隊より命中率が悪いことの方が問題になります。そして命中率を上げるなら射撃に使用する門数が重要度が増すのです。
そして、2連装砲塔戦艦の強みは近距離戦にあります。9分割された散布界の中央に着弾する確率=命中弾が当てはまるのは遠距離~中距離戦です。近距離戦になると殆どが命中弾になります。先に説明した通り、艦隊戦では1砲身ずつの射撃はできず、1砲塔で1回の射撃を行います。そして近距離戦は散布界、命中率、門数の重要性が落ちて、砲塔数の重要度が上がります。2連装砲塔戦艦なら4基、3連装砲塔戦艦は3基ですので、近距離戦では砲塔数が多い2連装砲塔戦艦が圧倒的に有利となるのです!
それぞれ戦艦の特性を知るべし!
これらの事を踏まえると重要なのは各戦艦の特性を知ることが重要になってきます。今回は2連装砲塔戦艦の弱みと強みを紹介しましたが、3連装砲塔戦艦にも当然弱みと強みがあります。3連装砲塔戦艦は1基あたり29.76%の命中弾を狙えます。30%近い数値で3基、つまり3回射撃が可能ということは、遠距離~中距離戦で有利に戦える可能性があるということです。
そして各戦艦それぞれに散布界、装填時間が設定されているので、2連装砲塔だから、3連装砲塔だから、ということにはなりません。どの戦況でどの戦艦が強いのかは戦ってみないと分かりませんし、戦術によって活かすも殺すも、使い手次第となります。戦艦の特性を熟知すると勝つ喜びも大きく、負けても考える楽しさを知ることに繋がります。
各週水曜日、隔週日曜日に遊んでるので、気になることがあれば気軽に聞いて下さい。やればやるほど、知れば知るほど面白く奥深いゲームワールド。それがcluster艦隊戦「Feindliche Flotte Zwei」です!
