ClusterGAMEJAM2022inSPRING 2つの体験記

Byohurosuto

3月 30, 2022

ClusterGAMEJAM2022inSPRINGとは、48時間でお題に沿ったワールドをひとりでも複数人でも制作できるclusterのビッグイベントです。​スマートフォンで参加可能なワールド制作コンテストでもありますが、今回はPCのゲームエンジンを用いてゲームワールドを制作しました。

今回の記事はcluster新聞部に所属している2人のメンバーのチームの体験記をお届けします。


ふろすとが所属したチーム「れいとうぱくぱくファージ

cluster新聞部のふろすとです。私たちのチームは「かける」というテーマからからあげとレモンを扱ったゲームワールドを制作しました。

ゲームワールド「ぼくとわたしのからあげレモン」

制作の流れ

ジャムボードによるチームのブレスト

テーマが早い段階で決まったので

1日目の間にチームリーダーのふろすとは振りかけるレモンのパーティクルと、輪切りのレモンをモデリングして、公式アセットのヘリコプターをレモンヘリに改造しました。

レモンヘリ

 

平行して、チームメンバーのわんぱくさんがワールドのおおまかな構想を考え、

わんぱくメモ

チームメンバーのT2さんには、そのワールド内のギミックを考えてもらいました。

T2メモ

そして難はあれども進み

できたワールドはこちら

途中でつまづいた点

主にゲームのシステムです。

・パーティクルの粒子ごとにコライダーで判定をとれないか

→ とれなかったので、大きいコライダーをレモンヘリの下につけました。

・からあげのランダム生成

→ からあげを生成する透明なCubeにアニメーションをつけループさせることで解決。

・からあげが爆発したあとに、復活したからあげが初めから爆発して復活、レモンをそれにかけると爆発しない

→ からあげと爆発エフェクトの階層の位置を変えることで解決。

・からあげの爆発が位置ずれる

→ プレハブを微調整することで解決。

マーケティング

わんぱく製からあげレモンTシャツを作りました。

今回のゲームジャムの感想

よかった点:3人で力をあわせてゲームをひとまず完成させることができたこと。面白いゲームに仕上げることができたこと。みんなが遊びに来てくれたこと。

反省点:自分がプランナーとして動くことができなかったので、役割分担やチーム全員の脳内のイメージを最初の段階でうまくまとめることができなかった。それができればさらにゲーム性を豊かにすることができたはず。余力は確実にあった。がんばってくれた2人に感謝。


オリゴ糖が参加したチーム「高校生組cluster部

オリゴ糖です。私が参加していたチーム「高校生組cluster部」は、「駆けうどん」というワールドを作成しました。

ゲームワールド「駆けうどん」

高校生で参加しようぜという流れの元で集まったチーム。

私は材料のドット絵と、サムネイル画像、あらすじ、ルール説明の作成を担当しました。

始まったら初日はまず内容の相談を行います。

話し合いの結果、「駆ける」と「かけうどん」を組み合わせたゲームにすることになりました。

1日目に、モデリング担当のKKIさんが、モデリングを開始し、Unity担当のジャンベザメさんが、システム部分の開発に取り掛かりました。

2日目の段階で、箱に触れたらうどんの中身が変わる、というギミックが完成、私は素材取得時に表示されるアイコンの作成を始めました。

3日目は、仮置きしていた箱を具材のモデルに置き換える、という作業に入りました。

かき揚げは、描きあげるというところともかけて、キャンバスを設置。

うどんの中身もしっかりと書き込み、うどんを作る工程は完成しました。

タイマーとゲームのスタートと終了を作り、ゲームは完成。

そして、サムネイル画像と、ルールとストーリーの説明を作って、完成しました。

完成したワールドはこちら

駆けうどん

感想

良かった点:初めてながら、しっかりと時間内に完成させることが出来た。沢山の人にも遊んでもらえて、とてもいい経験になった。

反省点:完成がギリギリとなり、デバッグまでは出来なかった。もっと早くできるよう、練習を重ねたい。


まとめ

いかがでしたでしょうか? 2チームとも惜しくも大きな賞は逃しましたが、賞だけがすべてではありません。ゲームジャムの終了後には達成感を得たり、または前へ進むための課題ができました。今後はそれをバネにすることができます。今回のゲームジャムに参加した皆さん、お疲れさまでした!

次回のゲームジャムが開催されるかはまだ不明ですが、読者の皆さんにもぜひ次回の参加を勧めます。豊富な経験と知識が手に入ること間違いなしだからです!

ohurosuto

clustimes副編集者

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