イベント制作秘話インタビュー!VR朗読劇「Bar historia」【5/20(土)21時開演】

――「Bar historia」に込められた想い

「Bar historia」という名前はREALITYで第一話の朗読劇をやった時点ではまだなくて、「架空のバーであるこのお店の屋号がいるよね」と、ハンナさんが名付けてくれました。

ハンナさんがよく私に話してくれたのは「みんなに知ってもらう上で、ストーリーをみんなに見せた方がいい」 ということでした。「色んな繋がりや色んな出来事が重なって、やれることが膨れ上がったりして、その過程が面白いんだから」って。その意味で「history(ヒストリー)」が良いね、でも別の言い方ないかなーってことで、「historia(ヒストリア)」になりました。

さらに、「お店の看板もあったらいいよね」ということでそれもハンナさんに描いてほしいとお願いしました。 それが「Bar historia」のイベントサムネイルに使われているこちらのデザインです。

リアルでバーなんてほとんど行ったことないから、本物のバーの看板の画像を検索して。それを参考にして、マツリーさんと原作の作家さんとでイメージを擦り合わせながら作りました。「historia」のhの文字の部分に描いたお花は、「色んな人が集まってくるから」と、カラーを入れました。


それから、ハンナさんからのアドバイスされたことで心に残っていることがあるんです。それは、「お客さんはたった一人来てくれただけでいい」ということです。



そうそう。たとえばSNSでも、この自分の限られたフォロワーのなかで1人いいね押してくれるんだったら、人口にしたらいくつになるんだろうって。今の数が少ないからダメだと考えるのではなくて、今一人いたら絶対いつか二人いるから。ゼロじゃなきゃOK!



「Bar historia」をやってきた中で、お客さんの数よりもキャストの数の方が多いときがあってなんだかんだへこんではいたので、その言葉に救われました。 配信やイベントなどの活動で、心のなかで大事にしたいことですね。clusterってイベント特化なところあるから、 来場者数がどうとかゴースト※2が出る出ないとか、そういうの耳に入ってくるけど、「お客さんが多い少ないとかそういうの関係なくていいじゃん」と思うようにしてます。

※2 ゴースト:「アバターの表示上限とゴースト」を参照(clusterヘルプセンター)



――貴重なお話ありがとうございました!
最後に、キャストの方に参加したきっかけと意気込みについて伺いたいと思います。

キャストの白雪さんインタビュー

白雪さん

私は、 REALITYではもっぱらリスナーでした。リアルでは劇団で演技をしていたのもあり、「Bar historia」のプレオープンを見に行って面白そうだなと思い、マツリーさんに参加したいと声をかけました。だからclusterは「Bar historia」がきっかけでダウンロードしたんです。やはりclusterは参加しやすいというのが一番ですね。すごい入りやすくて、すぐ参加できるのがよかった。それで初めて「Bar historia」に参加したのが昨年9月で、最初はスマホでの参加でした。で、なんとその後すぐ10月にはもうVRを買っているんです(笑)。なので、次の回からMeta Quest 2単体で参加してました。

――早いですね!演技をスマホでやるのとVRでやるのとでは、表現の仕方に違いはありましたか?

はい、変わります!スマホはゲーム感覚で気軽に入れるんですけど、 手足がスムーズには動かない。VRは動きがなめらかで、視界も人と向き合っているところがリアルに感じて、芝居がしやすいです。あと、ハンドサインで表情が変えられるんですよね。めっちゃ練習しました!

そう、そんな白雪さんに私は衝撃を受けましたね。だってつい最近VRを買ったばかりなのに、笑ったりびっくりしたり表情を変えてまでこだわって演技をしていて、そうかこういうことができたら感情表現がもっと豊かになるのかと目からウロコでした。その当時、clusterでそういうことやってる人そんなにいなかったと思うんです。そこから私も練習して、ハンドサインを使って表情を変えて演技するようになりました。すると、やはり没入感があるなぁと感じますね。

――意気込みをお願いします!

私がclusterに来るきっかけになった、「Bar historia」。もうすぐ終わってしまうのが寂しいですが、それを噛み締めつつ、沢山の出会いをくれたこの場所に感謝の気持ちを込めて最後まで走っていきます。
一度も見たことないよ、という方も楽しめるショートオムニバスストーリーですので、ぜひ一度この世界観に浸りに来てください。あなたの心に一つ、何か温かいものが生まれるかもしれません。
ご来場、お待ちしています。

キャストのyammy。さんインタビュー

yammy。さんとは、「MetaJackBAND(メタジャックバンド、通称MJB)」というcluster内のバンド活動で知り合いましたね。


――yammy。さんは以前から声劇などの経験があったんですか?

yammy。さん

以前はclusterとは別の声劇アプリでセリフを投稿したり、配信で「セリフ枠」という活動をしたりしたときもありました。VR自体はclusterはじめてちょっと経ってからだから、1年半くらいやってますね。で、バンド活動でマツリーさんと知り合って「Bar historia」のことを聞いて「まじ卍?面白そう!出たいんだけど!」って。「じゃあやる?」ってことで、今回で「Bar historia」に参加するのは3回目ですね。



――意気込みをお願いします!

『僕の全力の演技にぜひ、ご期待下さい!!!』





キャストの愛紅(あべに)さん・マリィさん、スタッフのササカマさんからのコメント

日程の都合で直接インタビューさせていただくことは叶いませんでしたが、「Bar historia」に参加したきっかけと意気込みについて、素敵なコメントを頂戴しました。ぜひお読みください。

愛紅さん

マツリーさんとclusterイベント等を通して仲良くなった際、お誘いをいただきました。
前から演劇に興味、VRで挑戦してみたいという気持ちがあり参加させていただきました。
演劇は初心者ですが、楽しんで参加させていただいております!是非お越しください!


マリィさん

友人が演者として参加している際にリスナーとして遊びに行ったのをきっかけにマツリーさんにお声掛けいただきました。
たくさんの思い出や素敵なご縁をいただけて大好きな居場所の一つとなっていたBar historiaでの時間も残りわずか。この空間でみなさまと素敵な時間を過ごせたら嬉しいです!ぜひ会場でライブ感を楽しんでくださいませ。



ササカマさん

イベントカメラマンの役割に興味がありながらも、経験がなく迷っていたところでマツリーさんにお誘いいただきました!
稚拙なカメラワークながらも何回か参加させていただき感謝しております!
最初はとにかく迷惑をかけないようにとばかり考えていましたが、今では少しでも皆さんの役に立ちたいと思えるようになりました。これからも頑張ります!



イベント出演者・スタッフ情報

【キャスト】

・白雪
https://twitter.com/uriuribomber

・yammy。
https://twitter.com/yammy_830

・L*aura
https://twitter.com/Laura_Diva_VR

・歩留マリ(アバターワーク)
https://twitter.com/budo_mari

・愛紅
https://twitter.com/Abeni_HopHop

・マリィ
https://twitter.com/KotobukiMarie

【台本編集&店の主人】

・マツリー
https://twitter.com/Matsu__Ree

【BGMギター生演奏】
・蓼松みお
https://twitter.com/5NWWXJlCurib9K3

【カメラワーク】

・紅花
https://twitter.com/Koka_safflower

【警備】

・ササカマ
https://twitter.com/FHaund

【サムネイラスト】

・hanna-rira
https://twitter.com/HannaRira

【ワールド製作】
・L*aura

紅花/Koka

cluster新聞部記者。NPO法人バーチャルライツ公認第1期VR文化アンバサダー。芸術と教育分野に関心が高い。TwitterID:Koka_safflower

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